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オリンピック

留学とは全く関係ありませんが,リオオリンピックで快挙を目の当たりにして,思わずブログに書いてしまいました。

アメリカではNBCが独占テレビ中継をしており,まだ授業開始前で時間のある私もけっこう見ています。しかし,当然のごとくアメリカ人選手の活躍が中心となり,日本人選手が映ることはめったにありません。そのため,柔道,レスリング,卓球,テニスなど多くの競技での日本人選手の活躍も,ネットで速報をチェックすることくらいしかできませんでした(体操の内村選手は,こちらでも「キング」として注目されていましたが。)。

ところが今夜,みなさんご存知のとおり,陸上の4x100メートルリレーで,日本チームが銀メダルという快挙を成し遂げたのです!もちろんこの結果もうれしいのですが,私が何よりうれしかったのは,アメリカの解説者の,日本チームに対するレース前のコメントでした。

この競技ではかつてアメリカが無敵を誇っていましたが,このところジャマイカに全く勝てなくなっていました。そのため,レース直前の解説でも,アメリカがリベンジできるかが話題の中心でしたが,解説者が,注目すべきチームとして日本を挙げたのです。「日本チームのバトンリレーは世界一といってよい。普通のチームはバトンの練習を数週間かせいぜい一カ月程度しかしないが,日本は一年も練習してきているという。彼らのタイムはリスペクトするべきで,彼らが表彰台に立つ可能性は十分にある。」というような趣旨のコメントでした。

今回日本チームが歴史的快挙を達成できた大きな理由の一つは,お家芸であるアンダーハンドパスをさらに改良して臨んだことだそうです。日本人選手の個々の力はアメリカやカナダに及ばないのかもしれませんが,そこに日本ならではの戦略と努力によって活路を見出したこと,そしてそれがアメリカでも大変評価されていることに感銘を受けました。

私は,かつてアメリカの弁護士になることを夢見てロースクールのJ.D.過程に留学したものの,超えられない語学力の壁にぶつかりました。それでも,細かい作業のためアメリカ人が苦手としているブルーブッキングという文献参照スキルで,「日本人ならではの細かさ」を生かすことで周囲に認められるようになりました(詳しい話は,http://vanderbilt-law-japan.blog.so-net.ne.jp/2007-08-29をご参照。)。そんなことを思い出してしまいましたが,全くレベルの全く違う話ですみません。。。