So-net無料ブログ作成
検索選択

サンクスギビング・ウィーク

アメリカでは11月の第四木曜日がThanksgiving(感謝祭)という祝日になっています。もともとはアメリカ移民が収穫を祝うために行う宗教的な意味合いの強い行事でしたが,現在は親戚や友人などが集まって七面鳥を食べるという家族的な行事になっています。

このサンクスギビングを含む一週間は,ロースクールもお休みになっています。かつてJ.D.プログラムで学んでいたとき(http://vanderbilt-law-japan.blog.so-net.ne.jp/archive/c35376071-1をご参照)は,直後に期末試験が控えていたので勉強一色でしたが,S.J.D.では試験もありませんので,この機会を利用して,車で四時間ほどのシカゴに二泊三日で行ってきました。

二年目のS.J.D.である中国人留学生のJ君の奥さんは,シカゴ大学の修士課程を卒業して,シカゴ近郊のブラッドリーという町でSocial Worker(社会福祉士)をしています。そのためJ君は普段からブラッドリーとアイオワシティを行き来しているのですが,今回私とS.J.D.同級生でウガンダ人留学生のD君を招待してくれたのです。

1126-2.jpg
水上タクシーでチャイナタウンからダウンタウンに移動しました。眺めは最高ですが,Windy Cityと呼ばれるだけあって,風が強くてとても寒い!

1126-4.jpg
1126-3.jpg
アイオワシティとは違って大都会です。

1126-1.jpg
シカゴスタイルのピザは分厚い!

また,Thanksgiving Dayの翌日の金曜日は,Black Fridayといって,アメリカ中のお店が大セールを行います。当日は早朝からお店がオープンするため,前日からモールの駐車場で寝起きして,開店前から行列に並ぶ人も多いようです。私の家の近くにも大きなモールがあるので,昼間に歩いて様子を見に行ってきましたが,駐車場は満杯で,モール内でもアイオワではありえないくらいの人であふれていたため,結局何も買わずに帰ってきました。

当日はテレビのコマーシャルもBlack Friday関連のものばかりですが,面白かったのはある車会社のものでした。セールからボロボロの姿で帰ってきた人が隣人に「前日から並んでしかも争奪戦だったけど,数百ドルも得しちゃったよ」と自慢して,「ところで君は何をしていたの」と問いかけます。隣人は涼しい顔をして,「ゆっくり寝ていたけど,今月はカーディーラーが一カ月ずっとBlack Fridayセールをやっているから,それで数千ドル得したよ」と答えるものです。また,たしかにBlack Fridayセールは安いのですが,路面店だけでなく,オンラインでも安く買えることが多いので,無理せず家でゆっくり過ごすのが正解かもしれません。

さて,秋学期は残すところあと2週間,研究も冬休み前の最後の追い込みです。

アメリカ生活あるある

だいぶ更新をさぼっておりました。べつにゴルフとサイクリングばかりしていたわけではなく、研究生活は順調に進んでいます。前回の記事で、この一年に①Dissertation Proposal(研究計画)、②Outline(各章の概要)、③Literature Review(既存論文の分析)、④Draft of One Chapter(一章分のドラフト)の四つを完成させる必要があるとお話ししました。11月3日に、指導教授や他のSJDの学生の前で研究についてのプレゼンを行い、翌11月4日に、①と②が論文審査会(Dissertation Committee)に承認され、さらに先週③のドラフトを指導教授に提出しました。現在は④に取り掛かったところで、予定よりもだいぶ早く進んでいます。

日本でもかなり話題になっていたと思いますが、最近はこちらでも大統領選挙一色でした。トランプといえば、かつてテレビのバラエティ番組(The Apprenticeという、トランプの前でビジネスのプレゼンをする番組)でしょっちゅうYou are fired!(お前はクビだ)と叫んでいる名物おじさんというイメージが強かったので、単純に驚いています。マネーの虎に出ていたな〇でんか〇でんの社長が総理大臣になるようなもの、と言ったら言い過ぎでしょうか。。。

さて、トランプ大統領になることによってアメリカ法がどう変わっていくかは非常に興味深いテーマなのですが、あまりブログで簡単に書ける内容でもないので、(いずれ書きたいとは思いますが)本日のメインテーマは選挙とは全く関係ない、アメリカ生活あるあるです。私にとって今回は2回目のアメリカ留学ですが、ああアメリカってこうだったなと思い出すことが日々あります。

1.夏はとっくに終わっているのに半袖半ズボンの人が結構いる。

たまに上半身裸でランニングしている人もいます。ちょっと調べてみたところ、「なぜ多くのアメリカ人は寒さを感じないのか」について疑問をお持ちの方は多いようで、平均体温が高いから、筋肉量が多いからなど、諸説あるようです。

2.食べ物がいまいち。

アメリカに限らず、海外旅行をすると日本がいかに美食の国であるかに気付きます。美味しくないというよりは、甘すぎ、油っこすぎなど、「大味」であることが多いです。私は毎朝必ずヨーグルトを食べるのですが、スーパーではやたら品揃えがいいにもかかわらずどれも甘すぎて、結局プレーンヨーグルトに砂糖をかけて食べています。ただし、最近知ったのですが、ここのチキンサンドイッチとポテトフライは絶品です(両方で900カロリーなのでかなり危険)。

http://www.chick-fil-a.com/

3.時間にルーズ。

ケーブルテレビの接続や、家具の配達など、約束の時間通りに必ずといっていいほど来ません。遅れるだけならまだしも,普通にその日に来ないので、電話すると何事もなかったように「じゃあ明日いきます」と言ってきます。留学生向けのオリエンなどで「アメリカ人はとても時間に正確なので気を付けるように」という発言を何度か聞いたことがありますが、本当にそう思っているようで少し驚きです。まあラテンの国よりは正確なのでしょうが。

4.アパートのメンテナンスや家具の配達など,平気で土足で入ってくる。

これは文化の違いなので仕方ないのですが、いまだに慣れません。脱いでほしいといっても,「安全のために脱げない」というよくわからない理由で断る人が多いので、たまに素直に脱いでくれると、とても気持ちがいいですね。

5.パッケージがやたら開けにくい。

いまだにCDを買っている私ですが、ビニールの包装の開け口が分かりにくい上に、上部に貼ってあるシールがものすごく剥がしにくいです。これはパッケージ全般に言えることで、日本人よりも一般的に不器用であろうアメリカ人はどうしているのだろうと気になります。また、たとえばサランラップやアルミホイルなど、日用品の質もイマイチです。ただふと思うのは、こうした日本人のサービスや品質に関するちょっと過剰とも思えるような期待と、最近特に問題になっている長時間労働の問題とは、まったく無関係ではないのでは、ということです。「このくらいでいいや」といういい意味でのいい加減さも必要なのかもしれません。

6.トイレにウォシュレットがついていない。

食事中の方には恐縮ですが、日本のトイレの快適さに慣れてしまうと、どうしても不便を感じてしまいますね。しかし、なんと通販で手に入るのです。

https://www.amazon.com/gp/product/B003TPGPUW

何百ドルもする高級品もありますが、手動のこちらで十分です。設置にやや手間がかかりますが、26ドルでこの快適さが入手できるとは。いままで買い物をした中で、最もコストパフォーマンスが高いかもしれません。

7.単位が違う。

最初特に戸惑うのが,温度がC(セルシウス)ではなく,F(ファーレンハイト)なことで、天気予報を見ても暖かいのかどうかがよくわかりません。最近、Fから30を引いて2で割るとだいたいのCが出るということを知って、だいぶ楽になりました。また、グラムでなくパウンドなので,スーパーで肉や総菜を買うときに量がわからなくて困りますが、一人分だと、アハーフパウンドと言っておけばまあ大丈夫でしょう。マイルとキロ,メートルとフィートなども混乱しますね。

8.アメフトが好きになる。

特に強い学校に留学すると、学校や町全体が盛り上がりますので、知らず知らずのうちに引き込まれます。ロースクールのトップ20くらいの上位校だと、強いのはStanford, Michigan, USC(そして今年はイマイチですが、我がIowaも!)くらいでしょうか。アイビーリーグは押しなべて弱いです。お金を持っていそうな私立大学よりも州立大学のほうが一般的に強く、アメフトが独立したビジネスとして成功しているため、大学の宣伝材料と財源を兼ねているようです。アメフトのユニフォームも格好いいですが、マスコットやロゴマークも良く出来ています。私が特にいいなと思うのは、

クレムソン大学
clemson.png

ルイビル大学
louisville.png

ミシガン州立大学
Michigan State.png

などでしょうか。しかし、全米ランキング2位のオハイオ州立大学のマスコットは、どうしてこうなってしまったのでしょうか。。。
OhioStateLogoBrutus.jpg

9.夏の日中時間が長い。

アメリカは夏時間(Daylight Saving Time)を採用しているので、11月第一週までは、夕方や夜になっても明るく、過ごしやすいです。夏時間が終わると急に夜が早く来るように感じますが、その分、朝の寒さが和らぎます。なぜ日本がこれを採用しないのか不思議です。夕方明るいと退社するのに罪悪感が生じて、残業が増えてしまうからでしょうか。

10.タバコの臭いがしない。

大の嫌煙家の私としては、歩きたばこやレストランでの喫煙が皆無なのがとてもうれしいです。

こちらでは、来週サンクスギビングウィークになるため、同級生の誘いでシカゴに行ってきます。そういえば先日テネシーのナッシュビル・ノックスビルに行ってきたことも書いていないので、そのうちまとめて書きたいと思います。

以上

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。